結婚式準備のチェックリスト

結婚式を成功させるために、やらなければならないことは山ほどあります。ひとつずつこなして当日笑顔で過ごせるように頑張りましょう。では、1年前から順に結婚式に向けてやるべきことを紹介します。
結婚式の1年前~9ヶ月前
結婚式の1年~9ヶ月前は、まだ実際に結婚式の打ち合わせがあるわけではありません。どこで結婚式をするのか、どんな条件を希望するのかなどを具体的に決め、よさそうな結婚式場のなかから式場を選ぶ、という段階です。
どこで結婚式をするのかを決める
ここで決める「どこで」の場所は、地域のことを指します。会社の都合があるから今働いている都道府県内で、というケースもあれば、親族が中心の式だからどちらかの実家の近くで、というケースもあるでしょう。2人の意見をすり合わせることになりますが、希望の地域を決めてからしか結婚式場は選べません。まずは地域を決めるところから始めてください。
気になる結婚式場の情報を集める
いいなと思う結婚式場をひととおりピックアップしてみましょう。まずは細かな条件や費用相場などは気にせず、式場の雰囲気などで決めてください。その後、ピックアップした式場のなかから自分たちが希望する条件に合っているかなど、情報を集めながら確認し、気になる式場のなかからさらに希望が叶いそうな式場をピックアップします。
ブライダルフェアへ行く
希望する結婚式場を3~5つぐらいに絞ったら、ブライダルフェアに参加しましょう。式場が土日を中心としてブライダルフェアと呼ばれる見学会を行っています。当日ゲストに出す料理の試食があったり、実際に式を挙げる人の会場を見学したりできるため、実際に結婚式を挙げたらどうなるのかが具体的にわかるでしょう。聞いておきたいことは何でも聞いておきましょう。事前に調べた情報とは変わっている部分もあるかもしれないので、特に気になる点はあらかじめ訪ねておくと安心です。
ブライダルフェアは1回あたい2~3時間ほどかかり、さらに営業担当との話し合いが長引くとさらに長いです。そのため、1日あたりふたつほどが限度なので、最大でも5つぐらいがベストでしょう。
条件を洗い直す
ブライダルフェアまで終えたところで、実際に結婚式場を見た感想、そして決めていた条件との相違などを確認します。決めた条件にパーフェクトで当てはまっている式場はなかなかないですし、実際に式場を見てから変わった気持ちもあるはずです。再度条件を洗い直しましょう。
結婚式場を決定する
条件もマッチするいい式場が見つかったら、いよいよ式場の決定です。見学時に仮押さえをしてもらっていた場合は決めたことを連絡します。
人気の結婚式場は早めに予約
希望する結婚式場のなかに、特に人気がある結婚式場があり、いいなと思っている場合は早めに予約をしなければなりません。1年先でもすでに埋まってしまっている可能性があるため、1年前から式場探しを始めても間に合わないかもしれないのです。
ブライダルエステを検討する
どんなブライダルエステを受けたいかにもよりますが、減量などを含む場合は1年ほど前から取り組むこともあります。遅くなればなるほどできる施術が減ってしまうため、1年前から検討しましょう。そして、自分が希望するブライダルエステはどれくらい前から行えばいいのかを確認して、ちょうどよいタイミングで申し込んでください。
結婚式の7ヶ月~5ヶ月前
結婚式までまだまだ時間があると思う時期ですが、少しずつ結婚式の準備も始めなくてはならない時期です。
両家に結婚の挨拶をする
結婚の報告として、両家に結婚の挨拶をしましょう。ここで紹介する結婚の挨拶とは、ある程度親も相手のことを知っていて結婚に対して前向きな意見をくれている場合の挨拶です。結婚を反対されていたり、まだ相手のことを何も知らないという状態だったりすると、すぐに結婚の承諾をもらうのは難しいかもしれません。まず女性側の家に挨拶に行き、その後男性側の家に行くのが通常の流れです。
顔合わせや結納をする
顔合わせや結納で、両家が集う場所を設けます。最近は結納をしないケースも増えているため、両家の考え方をすり合わせて行うかどうかを決めましょう。
衣装を試着する
衣装の試着は、最も早く始まる打ち合わせです。気に入るドレスを見つけるまでに時間がかかる人が多いため、できるだけ早くから始めることをおすすめします。基本的には式場が提携しているドレスショップを利用しますが、持ち込みがOKの場合は自分の好みのドレスショップでの試着も可能なため、あらかじめ気に入るドレスが置いてありそうなドレスショップもチェックしておきましょう。
前撮りをする
前撮りをする場合、結婚式の準備間近にあると忙しくてなかなかスケジュールが調整しづらいため、早めに前撮りをしてもらいましょう。早く済ませておくと、結婚式のウェルカムボードやペーパーアイテムなどに写真を使うこともできます。
当日はウエディングドレスを着るから、前撮りは和装で…という人も多いです。
結婚式のテーマ・やりたいことや用意しなければならないことをチェックする
どんな結婚式にしたいかを考え、それに伴ってやりたいこと、必要なものを考えます。友人に余興をお願いしたいとなれば頼まなければなりませんし、ムービーを流したいというのであれば作成を依頼する必要もあります。
用意しなければならないものは、自分たちで準備するのか、それとも式場が提携している業者で頼むのかによっても必要な準備は異なるため、どちらにするかも決めましょう。
結婚指輪を下見・購入する
結婚指輪は、結婚式の際に指輪交換を行うため、必要です。選ぶのに時間がかかるため、両家に挨拶が済んだら探し始めましょう。まだ時間があるのでゆっくりと選べますし、オーダーで作ることになっても間に合います。
結婚式の4ヶ月前~3ヶ月前
結婚式の打ち合わせが本格的になってくるため、より多くの時間を割いて結婚式の準備を行いましょう。
衣装を最終決定する
試着した衣装のなかから、実際に着用する衣装を決めます。お色直しをする場合は、ウエディングドレスとカラードレス1着ずつを選ぶケースが多いですが、お色直しでは色打掛を着用するという選択肢もあります。また、ゲストとの時間を大切にしたいということで、ドレスは変えずに小物だけ変えて再入場することもできるため、予算や希望に合わせて決めましょう。
招待状を準備して発送する
招待状は招待する人に対して必ず送ります。あらかじめ招待したい人にはメールなどで連絡をしておき、住所を聞いて送付リストを作りましょう。
その後招待状のデザインを決めてから、発送に取り掛かります。
余興・受付・挨拶を依頼する
事前にある程度お願いすることを伝えておいたうえで、正式に依頼しましょう。招待状にもお願いする旨のメッセージを添えます。
装飾を決定する
会場をどんな雰囲気にしたいのかを考え、装飾を決定します。装飾のなかには、花嫁のブーケや装花なども含んで考えると、会場の雰囲気が統一されるのでおすすめです。
装飾はギリギリでは発注が間に合わなくなってしまうため、3ヶ月前には決定しておくと安心です。
二次会会場を決める
二次会を行う場合は、会場を決めましょう。友人に幹事をお願いするケースが多いのですが、その場合でもすべて幹事任せにならないように気を付けてください。一緒に会場を探して、二次会でやることを決めるなどして協力することが大切です。
結婚式の2ヶ月前
いよいよ結婚式が近づいてきました。最終決定するべきものも増え、ますます忙しくなるでしょう。決めなくてはならないことが増えてくると「何も決めてくれない」「全然考えてくれない」と女性から男性に不満が出ることも多いため、2人で協力して決めるように心がけましょう。
着用する小物を決める
ドレスは事前に選んでおきますが、小物は2ヶ月前ほどに決定します。
料理を決める
ゲストにおもてなしする料理は、ゲストの満足度を左右する大きなポイントです。ドレスや装飾など自分たちばかりにお金を回していると料理のレベルが下がってしまうため、料理は奮発しておもてなしできるように予算を確認しましょう。
出欠確認をして座席を決める
招待状を出し、返送はがきが揃ったら出欠を確認します。事前に知らせているのでほとんど出席になるはずですが、なかには急に都合が悪くなって欠席になっている人がいるかもしれません。確認してから、座席を決めましょう。
引き出物、ウエディングケーキなどを決める
ウエディングケーキのケーキ入刀は盛り上がるタイミングであり、みんなが写真に収める瞬間でもあります。あまり節約しないようにするのがおすすめです。また引き出物も相手へのお礼なので「もらって困らないもの」をチョイスしましょう。
宿泊や交通の手配をする
遠方から参列する招待客がいる場合、まずは自分たちで費用を持つのか、それともそれぞれに持ってもらうのか決めなければなりません。もし自分たちで費用を持つ場合は手配もしなければならないため、宿泊や交通の手配を行います。
もちろん、自分たちで費用を持ったほうが気持ちよく参列してもらえるでしょう。ただし金銭的に負担できないということであれば、一部でも気持ちとして渡すだけでもよいとされています。
結婚式の1ヶ月前
すべて最終確認になるため、間違っているところがないかどうかをチェックしましょう。
ブライダルエステを仕上げる
1ヶ月前となると、花嫁の事前準備も佳境です。ブライダルエステを継続していた人は仕上げをしましょう。
衣装のフィッティングとヘアメイクリハーサル
衣装の最終フィッティングをしてサイズや長さなどを確かめます。またヘアメイクも当日スムーズにできるようにリハーサルも行わなければなりません。
お礼を準備する
受付をしてくれた参列者には3,000円ほど、主賓や祝辞をお願いした人には1万円ほど、遠方から来てくれた人には交通費の半額ほどなどをお礼としてお渡しすることがあります。ただ必ずしなければならないというわけではないため、お礼をするかどうかを含めて話し合って、する場合は新札で準備しておきましょう。
結婚式の2週間~1週間前
間近に迫ってきているため、結婚式のことで何か打ち合わせをすることはありません。最終チェックと自分磨きの時間にしましょう。
ブライダルネイルやまつげエクステをする
ブライダルネイルやまつげエクステは当日がベストになるように施術を受けます。花嫁の最後の自分磨きになるでしょう。
手紙やスピーチを準備する
親に向けた手紙や謝辞などの文章を考えて準備しましょう。インターネットなどで基本の文を見ながら決めてもいいのですが、まったく同じにならないようにオリジナリティを入れるとゲストの印象にも残りやすいです。
結婚式前日
いよいよ明日に迫った結婚式、準備はすべて終わっているため、焦らず過ごすのがおすすめです。
結婚式前日をゆっくり過ごす
結婚式前日まで仕事に追われている…という状態はあまり好ましくありません。できれば前日から休みを取るなどしてゆっくり過ごしましょう。お肌のお手入れをしたり、ゆっくりお風呂に入ったりすると当日ベストなコンディションで挑めます。
また家族と過ごす最後の夜になる、という人もいるかもしれません。両親に感謝の気持ちを込めて家でゆっくり過ごすのもよいでしょう。
結婚式はスケジュールにそって進めよう
結婚式は、準備することがたくさんあります。また期間も長いため、結婚式を挙げる前に疲れてしまう…なんてこともあるかもしれません。しかし、大事なのは結婚式当日です。早くから準備にとりかかれば、それだけ余裕をもって進められます。最後に焦ることがないように、早め早めの行動を心がけましょう。