結婚式ムービーの種類は?特徴と共に紹介

結婚式プロフィールムービーのイメージ

結婚式ムービー(ウェディングムービー)は、近年多くの披露宴で取り入れられています。これには流すタイミングや長さの異なるいくつかの種類があります。そこで今回は、結婚式・披露宴の演出を考えている方に向けて、ウェディングムービーにどのような種類があるのか、さらに種類ごとの特徴についてご説明します。

結婚式ムービーの種類

結婚式ムービーの種類は?特徴と共に紹介

おもな結婚式ムービーの種類としては、オープニングムービー、プロフィールムービー、エンディングムービーの3つが挙げられます。
以下ではそれぞれの特徴についてみていきましょう。

オープニングムービーは披露宴冒頭に流すもの

オープニングムービーは、披露宴のスタート時、新郎新婦入場の直前に流す映像のこと。ゲストに対して、参列していただいた感謝を述べると共に、披露宴のプログラムを紹介するのが一般的です。
結婚式の準備の様子を撮影して、メイキング風の映像にしたり、オープニングムービーの最後に仕掛けを施して、入場の演出と連動させたりすることもできます。
まもなく始まる披露宴に対する、ゲストのワクワク感を高めるような映像にするのが◎ 1~3分程度で、短くまとめるようにしましょう。

プロフィールムービーは結婚式ムービーの中でもメイン的存在

プロフィールムービーは、新郎新婦の生い立ちやなれ初めを紹介する映像のこと。上映のタイミングに決まりはありませんが、主に、新郎新婦がお色直しで中座している間に流すことが多く、長さの目安は、5~8分程度。オープニングムービーやエンディングムービーなど、他の結婚式ムービーを用意しているなら、もう少し短くまとめるのがベター。

プロフィールムービーの構成案

プロフィールムービーは、以下のような構成で作成するのが一般的です。

①オープニング
②新郎のプロフィール
③新婦のプロフィール
④ふたりのなれ初め
⑤出会ってからの写真
⑥ゲストへの感謝や結婚後の抱負
⑦エンディング

②新郎プロフィールと③新婦プロフィールは、この構成のように、一人ずつ分けて紹介する方法もあれば、同じ時期の写真を交互に表示させて紹介する方法もあります。新郎新婦が生まれてから、出会って結婚するまでの成長の過程を実感できるのは、後者の紹介方法でしょう。

ゲストを引き込むなら、自分たちだけでなく、ゲストが写っている写真を多数入れるのがおすすめ。思い出を振り返りながら、楽しく観てもらえること間違いなしです。

エンディングムービーはゲストの名前を流すもの

エンディングムービーは、エンドロールとも呼ばれ、披露宴の最後、新郎新婦の退場後に流すムービーのこと。
ムービーを上映している間に、新郎新婦は、扉の外でゲストのお見送りの準備をします。
長さは5分程度、準備が間に合うようであれば、2~3分にまとめられるとなお良しです。
映画のエンドロールのように、ゲスト全員の名前と、感謝のメッセージを流すのが一般的。

結婚式場によっては、結婚式や披露宴の様子を撮影し、映像をすぐに編集してエンディングムービーとして上映する、いわゆる「撮って出し(ライブエンドロール)」のサービスを取り扱っているところもありますので、利用したい場合は、プランナーさんに相談してみましょう。

その他のウェディングムービーの種類

ウェディングムービーのおもな種類として、オープニングムービー・プロフィールムービー・エンディングムービーを挙げましたが、ウェディングムービーの種類はこれだけではありません。

上記で紹介した3つの他にも、例えば、受付時間や披露宴開始前の時間などに流すウェルカムムービー、家族・親族・ゲストなどに感謝を伝えるためのサンクスムービー、また、サプライズで、相手側の出席していないゲストからのメッセージを流すというのもあり。
披露宴の流れに合わせて上手に取り入れましょう。

結婚式ムービー(ウェディングムービー)の制作方法は?

婚式ムービー(ウェディングムービー)の制作方法は、プロに頼む、自作する、そして、新しい選択肢として、プロの力を借りつつ自作するセミセルフもあります。

プロ(映像制作会社)に頼む

・ムービーを自作する技術がない
・ムービーを自作する時間がない
・クオリティの高いムービーを上映したい

というカップルは、プロの映像制作会社に依頼をするのがおすすめです。

相場は、プロフィールムービーなら、結婚式場と提携している映像制作会社で、5~10万円程度、外部の映像制作会社だと、3~5万円程度が一般的なよう。制作期間は、2週間から1ヶ月程度が目安です。

予算内で、理想の結婚式ムービーを作成するには、映像制作会社選びが肝心。基本料金だけでなく、写真の枚数を増やしたり映像の長さを伸ばした場合の追加料金、希望の映像効果が付けられるかどうかやその際の追加料金も確認すること。また、サンプルムービーや口コミもチェックするのを忘れずに。

もしも、結婚式の当日撮影や、エンディングムービーの「撮って出し(ライブエンドロール)」も希望するなら、多少高くても、結婚式場と提携している映像制作会社にまとめて依頼をするのが安心です。

自作する(友人に頼む)

・ムービー作成ソフトをある程度使いこなせる
・自分たちの思う通りのムービを作りたい
・なるべくコストを抑えたい

というカップルは、自作か、友人に依頼するのがおすすめです。

かかる費用は、有料のムービー作成ソフトを購入しても1万円以内、また、有料の素材を購入しても、5000円以内には収まるでしょう。無料のソフトや無料素材もたくさんあるので、0円で作成することだって可能です。友人に依頼する場合は、お礼を渡すのを忘れずに。
古い写真を使いたい場合は、データ化の必要があります。自宅でスキャンするか、スキャナーがない場合は、写真屋さんでデータ化してもらいましょう。

自作であるあるなのが、結婚式が近づくにつれて制作時間がなくなり、完成がギリギリになってしまうこと。自作の場合は、なるべく早めに、余裕を持って取り掛かるようにしましょう。

セミセルフで作成する

『ハナハマサジ』が提供しているのは、結婚式ムービー作成の新しい選択肢。
プロと自作のいいとこ取りをした、セミセルフという作成方法です。
ムービーで重要なオープニングとエンディングは、映像制作のプロに依頼し、メインとなる中身のみを自作します。

・ムービー編集初心者だけど挑戦したい
・費用も時間もあまりかけられないけど、クオリティも諦めたくない

というカップルには、このセミセルフがおすすめ。

相場は、2980円~素材を送ったら、1週間でオープニングとエンディングの映像を仕上げますので、結婚式・披露宴までもうあまり時間がないというカップルでも、ご利用いただけます。

まとめ

結婚式ムービー(ウェディングムービー)は、披露宴を盛り上げるだけでなく、ゲストに感謝の気持ちを伝える大事な演出の一つ。また、結婚式の思い出として、一生の宝物になります。
おふたりの予算とスケジュールに合った制作方法を選び、妥協や後悔のない、理想の結婚式ムービーを作り上げてくださいね。

結婚式ムービーの種類についての質問

結婚式ムービーは何本作成する必要がありますか
オープニングムービー、プロフィールムービー、エンディングムービーの3本を作成することが一般的です。 ウェルカムムービーやメッセージムービーを作成する場合もございます。
結婚式ムービーの作成は自分でもできますか?
携帯のアプリやパソコンでも動画の作成は可能です。
写真以外に何を準備した方がよいですか。
ムービーに入れるコメントやエンドロールムービーの場合は列席者の名前のリストも必要です。


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