結婚式エンドロールムービーの作り方

目次
結婚式は、新郎新婦にとって忘れられない思い出になる特別な日です。
エンドロールムービーは、そんな華やかな結婚式のクライマックスを彩るサプライズです。参列してくれた人にまとめて感謝の気持ちを伝えられる時間にもなるので、披露宴の終わりに流す新郎新婦が増えています。ただエンドロールを一から作る場合、作り方と注意点を把握していないと思わぬトラブルや失敗を招いてしまうかもしれません。
そこで今回は、結婚式のエンドロールムービーの作り方と注意するべき点について詳しく解説します。
結婚式エンドロールムービー制作の手順について解説
結婚式のエンドロールムービーの作り方は以下の通りです。
● 構成、放映時間を考える
● どんなメッセージを送るか決める
● 流す音楽を決める
● 写真や画像データ、動画の撮影・編集
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 構成、放映時間を考える
まず、エンドロールムービーの骨組みから決めていきましょう。
骨組みとなるのは「映像の構成決め」と「放映時間決め」です。
「構成決め」とは、どのような順番でなにを映していくかを決めることで、順番が非常に大事となります。
今回は一般的に使用される構成案をご紹介いたします。
① 参列者全体へ感謝の言葉を述べる
② 各ゲスト、グループごとに一言
③ 新郎新婦から結びの言葉
放映時間に関しては4~6分くらいでまとめるのが良いでしょう。
音楽も4~6分くらいのものが多いため編集がしやすいです。
2. どんなメッセージを送るか決める
メッセージの内容は作成者によって様々ですが、会社関係や目上の方に対するメッセージは慎重にしましょう。また、文章はあまり長い文章ですと参列者に読み切ってもらえない可能性があるので一言にするのが一般的です。
3. 流す音楽を決める
構成とメッセージの内容を決めた後は、エンドロールで流す音楽を探しましょう。
エンドロールに流す音楽次第で披露宴の雰囲気が決まるため、お2人でどんなエンディングにしたいか話し合って下さい。市販楽曲にはすべて著作権があるため注意しましょう。(詳しくは後述いたします。)
4. 写真や画像データ、動画の撮影・編集
エンドロールムービーの最後は写真や動画です。思い出の写真を載せるのも良いですし、エンドロールムービーのために2人で新しい写真を撮るのも良いでしょう。
いずれにしろ、写真や動画でムービー全体の統一感を出せるかどうかがポイントです。
結婚式エンドロールムービーを作るときの5つの注意点
● 必ず会場のスクリーンの大きさを確認する
● 会場での再生方法を確認する
● エンドロールに流す名前の順番に気をつける
● 文字や写真が画面ぎりぎりにならないようにする
● 使用する音楽の著作権に気をつける
これらを踏まえてムービーを作成しないと、最悪の場合放映できない可能性もあるので注意して下さい。
1. 必ず会場のスクリーンの大きさを確認する
会場のスクリーンの縦横比は「4:3」か「16:9」であることがほとんどです。
放映するスクリーンの大きさは会場によって異なるため、確認せずにムービーを作成してしまうと、大きさが小さかったりはみだしてしまったりする可能性があります。
必ず、事前に会場のスクリーンの大きさを確認してから作成しましょう。
2. 会場での再生方法を確認する
スクリーンの大きさと一緒に会場の再生方法も確認しておきましょう。
特に重要なのがDVDとBlu-ray、どちらに書きだせばよいかという点です。
現代ではBlu-rayの方が主流に思えますが、会場によってはDVDでしか受け付けていないところもあります。
3. エンドロールに流す名前の順番に気をつける
エンドロールムービーを作成する際、流す名前の順番に気をつけましょう。一般的な純アバンは以下の通りです。
① 主賓(主賓が複数いる場合は、目上の方から順番に)
② 職場関係者(役職が上の人から順番に)
③ 友人(グループ別にまとめて流すのが一般的)
④ 家族
⑤ プランナー、式場関係者(special thanks!として)
この中でも主賓と職場関係者は、社会人としてのマナーが問われるため注意して下さい。
4. 文字や写真が画面ぎりぎりにならないようにする
文字や写真が画面ぎりぎりまで広がっていると、いざ放映した時にはみ出てしまう可能性があります。
文字や写真を載せるバランスには注意しましょう。
5.使用する音楽の著作権に気をつける
音楽には著作権があり、エンドロールムービーで使用する場合でも制限がかかります。
選んだ曲が使えないことも考えられるため、複数候補を考えておき会場に確認しましょう。
結婚式エンドロールムービーを作って披露宴のクライマックスを華やかに飾ろう!
結婚式のエンドロールムービーは式の最後を華やかに彩る、とっておきのサプライズです。
参列者に感謝の気持ちをその場で伝えられるため、多くの新郎新婦が取り入れていますが、作成する際は作り方や注意点を把握したうえで行わないと、放映できないムービーが出来上がってしまう可能性があります。
一生に一度の晴れ舞台で失敗しないためにも、この記事を参考にして完璧なエンドロールムービーを作りましょう!