結婚式余興ムービーの作り方と演出アイディアを紹介

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結婚式での友人たちからの余興は、主役である新郎新婦はもちろん、出席したゲストにとっても楽しい時間の1つです。ただ余興を頼まれると、「何をしていいかわからない!」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚式の余興にぴったりなムービーの作り方や演出のアイデアを紹介します。余興に何をするか悩んでいる方は、今回紹介するアイデアを参考にしてみてください。
結婚式の余興ムービーの作り方
昔はムービーを作るために膨大な時間が必要でしたが、今は誰もが持っているスマホを使えば高画質なムービーが作れます。企画者がわざわざ撮影に行かなくても、それぞれにムービーを撮って集めることも簡単です。
それでは、結婚式の余興ムービー作りの流れを具体的に解説しましょう。
1. 企画者と打ち合わせを行う
余興ムービーを作るときは、まず企画者と打ち合わせを行いましょう。打ち合わせといっても、どんな演出にするのか、誰に出演をお願いするのかなどを決めればOKです。
今回紹介するアイデアを参考にしながら、どんなテイストのムービーを作るのか決めていきましょう。打ち合わせをする前に、余興にどれくらいの尺がもらえるのかも確認しておくことをおすすめします。
2. サンプルムービーなどを用意して撮影に臨む
ムービーに出演してもらう人に撮影をお願いする場合は、「こんな感じで撮って欲しい」というサンプルムービーがあるとわかりやすいです。出演する人が集まって撮影する場合は、スケジュールを決めて撮影しましょう。より見やすい動画を撮るためには三脚があると便利です。
3. 動画編集ソフトやアプリを用いて編集する
撮影が終わったら編集を行います。編集はパソコンの動画編集ソフトやスマホのアプリを使うといいでしょう。
スマホアプリの場合、無料アプリもたくさんありますが、有料アプリのほうが無料アプリよりもバリエーションが豊富でクオリティの高いムービーが作れます。有料といっても数百円程度のものが多いので、いろいろとチェックしてみるといいでしょう。
ただし、BGMや字幕を入れるのは思っているよりも時間がかかります。余裕を持って編集作業を行うようにしましょう。
4. 会場に持ち込むためにDVD化する
ムービーが完成したら、会場に持っていけるように準備します。会場によってはDVD化が必要な場合もありますので、まずは結婚式場のスタッフと相談するようにしてください。
5. 当日よりも前に動作確認を忘れずに!
家では問題なくムービーが再生できた場合でも、会場の設備によってはうまく流れないことがあります。また字幕を端に入れすぎていると、会場のプロジェクターでは見づらくなってしまったというトラブルもありがちです。
会場が遠方ではないのであれば、事前に足を運んで動作確認しておくことをおすすめします。遠方の場合はスタッフにお願いしてDVDやデータを送り、事前に確認できるようにしておきましょう。
結婚式の余興ムービーにおすすめのアイデア5選
ここからは具体的に余興ムービーのアイデアを解説していきます。これから紹介する演出にアレンジを加えて、世界に1つだけのお祝いムービーを作りましょう。
1. メッセージムービー
新郎新婦のゆかりの人たちからメッセージをもらい、それを繋いで作るのがメッセージムービーです。出席するゲストにお願いするのはもちろん、結婚式をお祝いしたくても出席できない人にもお願いするとより喜ばれます。
ゲスト同士であまり繋がりがない場合は、SNSを使ってお願いするのもおすすめです。友人や会社の同僚、新郎新婦の恩師や親族などにお願いしてみてください。最後の締めくくりとして両親にお願いすると、より感動的な演出となります。
時間はかかりますが、1つのスケッチブックにメッセージを書いてもらうのもおすすめです。スケッチブックを持ってムービーを撮影し、最終的にはそのスケッチブックをギフトとして新郎新婦に手渡すと喜ばれるでしょう。
それぞれの人にムービー撮影をお願いすれば、遠方の人からも簡単にメッセージをもらうことができます。出演をお願いする方達には、必ず当日まで新郎新婦に内緒にしてもらうようにお願いしておきましょう。
2. 思い出の地巡りムービー
余興を企画する方が新郎新婦の古くからの友人なら、今までの思い出の地を巡りながらムービーを作るのもおすすめです。一緒に通った場所や遊んだ場所、思い出のレストランなどで動画を撮って1本のムービーを作りましょう。当時の写真をカットで挟むと、より懐かしさが増して感動的なムービーになります。
この思い出の地巡りムービーは新郎が新婦へのサプライズとして行うことも多いです。演出ネタが被ってしまわないように、スタッフにあらかじめ聞いておくといいかもしれません。
3. パロディムービー
映画やドラマなどのシチュエーションをパロディー化させるムービーです。新郎新婦が好きな映画やドラマ、思い出の映画やドラマがあるならそれをパロディー化させると会場が笑いに包まれること間違いなしでしょう。
アニメやミュージックビデオのパロディもおすすめです。パロディムービーは衣装を揃えたり、撮影にも時間がかかりますが、出演者にとってもいい思い出になります。
パロディームービーは実際に使ったものをYoutubeにアップしている人も多いです。映画やドラマのパロディ以外にも、ニュース番組風やドキュメンタリー番組風などさまざまなものがあります。パロディムービーを作る場合は、いろいろな作品をチェックして参考にしてみるといいでしょう。
ただドラマや映画のワンシーンをそのまま動画として使ったり、アテレコすると著作権上で問題となってしまいます。せっかく作っても披露宴会場から断られることがありますから、著作権には十分注意してください。
4. ダンスムービー
フラッシュモブも余興として人気がありますが、ダンスが踊れる人がたくさんいないと難しいですし、練習するのにも時間がかかってしまいます。また簡単なダンスでも、会場で踊るのは恥ずかしいという人も多いのではないでしょうか。
しかし、ダンスムービーなら比較的簡単に楽しい余興ムービーを作ることも可能です。その年に流行った簡単なダンスや、学生時代に流行ったダンスを取り入れてみましょう。
当日会場で踊るのは恥ずかしいという人でも、ムービーなら参加しやすいです。長いダンスは苦手という場合は、いくつかのパートに分けて、編集で1つにまとめましょう。
5. 新郎新婦の取扱説明書
新郎や新婦のことをよく知っている友人が、取扱説明書を紹介してあげるムービーです。西野カナさんのトリセツが流行ったことから、取扱説明書は新婦側の友人が新郎向けに作ることが多い傾向にあります。
友達だから知っている新婦の性格やおもしろエピソードを交えて、新郎もゲストも思わず笑ってしまうような可愛いムービーを作りましょう。またトリセツの歌詞を替え歌にして歌うムービーもおすすめです。リレー形式で歌うこともできるので、たくさんの友人に参加してもらうことができます。